高齢者の災害対策

高齢者の災害対策

男-おじいちゃん-退職-座る-人-銀行-賢い-ハーモニー

少子高齢化で若い労働力が不足する中、先日、群馬県内の企業が意欲のある高齢者を戦力として迎え入れるとのニュースが報じられました。採用条件が60歳以上、定年を70歳まで延長して募集するとのことで、これを機に全国で高齢者の活躍の場が広がると期待されています。高齢者が元気であれば子供達も豊かに育ちやすく、社会において良いことがある反面、高齢化社会が抱える問題は山積みです。特に、災害において高齢者が被害に遭うケースが増えており、対策が急がれています。

今回の記事では、「災害」と「高齢化社会」という我が国が持つ2つの課題を軸に、我々が何をすべきかを考えたいと思います。

・進む高齢化社会

内閣府の発表によりますと、2017年時点での高齢者の割合は5人に1人とされており、増加傾向はいったん落ち着くものの、2032年から再び増加に転じ、2055年には2.5人に1人が高齢者、4人に1人が後期高齢者という、世界でどの国も経験したことがない超高齢化社会になると見込まれています。

つまり、超高齢化が社会にどのような影響を及ぼすのか、誰も想像し得ないのです。

最近では60歳を過ぎても働く高齢者が増え、また趣味やスポーツに楽しむなど高齢者の元気さが目立ち、高齢者を「支える」という認識が薄れてきているように感じます。そういった意識が、高齢者による自動車事故などの大きな問題を誘発させているのではないでしょうか?

・ 災害において

人-欲求不満-肖像画-古い-悲しい-不幸です-高齢者

近年の大規模災害では犠牲者の約60%が高齢者とされ、火災においては、平成18年に火災で亡くなった方の56%が65歳以上と、災害時における高齢者の被害が増えています。高齢者への状況判断と対応に手間取ったことが原因のひとつに挙げられおり、まさに「高齢者=元気」という認識が導いた結果でしょう。災害の多い我が国において、災害と高齢化社会は極めて深い関係があり、合わせて対策を考える必要があります。

・ 地域での取り組みを強化

おじいちゃん-孫娘-雪-楽しい-幸せ-祖父母-祖父-にこやか

では、どういった対策が急がれるのでしょうか?

もちろん国家としての取り組みも大切ですが、何よりも地域として高齢者の状況を把握し、災害に応じた対応が必要です。

地域における高齢者に対する災害対策例はこちらです。

1. 高齢者の状態を把握

地域の高齢者がどのような状態なのか、病気を持っているか、自立歩行は可能かなど、日頃からコミュニケーションを取り、いざという時に適した対応を取れるよう地域として把握しておくことが大切です。

2.避難場所を共有

地域ごとに避難場所を決めて、高齢者と情報を共有しましょう。もし、体が悪い、歩けないなどの高齢者がいた場合、どういった経路で、誰が誘導するかなど、事前に訓練するなどして備えましょう。

3.緊急連絡先を確認,

連絡先の共有はもちろん、高齢者の家族が住んでいる場所、連絡先を地域として把握しておくことが大切です。また、災害用伝言ダイヤルなど、緊急時に役立つ連絡先を共有しておきましょう。

4.緊急携帯バッグの用意

水や非常食、常備薬などを入れた緊急携帯バッグを備蓄するよう勧めましょう。ラジオやハンディーライトも合わせて備えましょう。

5.自宅の耐震診断

長年住んでいる家はどこか老朽しているものです。耐震性に問題がないか診断し、改善することが大切です。

・まとめ

元気に見える高齢者でも、少なからず衰えがあり、災害時に逃げ遅れる危険性を持っています。

そう認識して、地域として高齢者を守っていくことが大切になるのではないでしょうか。

やがて来る超高齢化社会が豊かであることを心から願います。

家の老朽化への備えは当社にお任せください。

相談は無料ですので、お気軽にどうぞ。

最新コンテンツカテゴリの最新記事