6月こそ台風の備えを

6月こそ台風の備えを

サイクロン雲

暖かくなり、台風の季節が近づいてきました。台風への備えは万全でしょうか?ここ数年の台風はイレギュラーな経路をたどることが多く、例年台風被害が少ない地域でも、被害をもたらす可能性があります。今回の記事では、台風にどのような備えが必要かを、気象庁などの情報を元にまとめてみました。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

1)昨年(2016年)の台風被害

昨年は台風発生の時期が遅く、夏に集中発生したことで、各地に多大な被害を与えました。

発生時期と数を見てみましょう。

<2016年の台風発生数>

  • 7月  4個
  • 8月  7個
  • 9月  7個
  • 10月  4個
  • 11月  3個
  • 合計  25個
  • このうち上陸したのは6個。特に、北海道では8月17日〜23日の1週間に3個の台風が上陸し、その1週間後に4個目の台風がまたも接近した結果、未曾有の大雨に見舞われ、川の氾濫、土砂災害などの甚大な被害を受けました。北海道では1年に3個の台風が上陸したのは観測史上初めてのこと。また、この年は東北の太平洋側に台風が上陸するという観測史上初が続きました。

    つまり、例年台風が発生しにくい地域でも、台風に備える必要があることを示しています。

    2)台風に備えるポイント

    雨の天気

    台風の備えとして、どういったことが必要なのでしょうか?

    建物のポイントごとにご紹介しましょう。

    ・屋根

    瓦やストレートの破片が飛散して、通行人に当たるなど、強風による屋根の損傷は大きな被害を生みます。

    また、雨漏りは家の劣化を早めるとともに、漏電などの二次被害につながる可能性があります。

    これらを防ぐために、以下のポイントを確認してください。

  • 瓦やストレート等の屋根材に剥がれやヒビはないか?
  • 屋根材の下の防水シートが劣化してないか?
  • アンテナの補強は大丈夫か?
  • 太陽光パネルの設置は大丈夫か?
  • 雨どいは機能しているか?
  • 落下物、雨漏り対策だけでなく、雨水が潤滑に流れるよう、雨どいに汚れや劣化がないか確認することも大切です。

    ・外壁

    気づかないうちに劣化してしまう外壁。そのまま放置すると、雨や風の影響で、建物そのものの強度を低下させてしまう恐れがあります。また、タイル壁などが剥がれ落ちて、大事故につながることも。早めの予防が大切です。

  • 外壁のヒビはないか?
  • タイル壁の剥がれはないか?
  • コーキングの劣化はないか?
  • 日々の点検が大切です。

    ・庭や外回り

    2016年9月、鹿児島に上陸した台風16号は最大風速40m/sを観測しました。この40m/sという風速はトラックを倒すほどの力があるとされています。つまり、台風ではあらゆるものが飛散する危険性があるのです。

  • 鉢植えなど小さなものを屋内に入れることは可能か?
  • 大きな置物はしっかり固定できる状態か?
  • 必要ないものは整理するなど、今から準備しておきましょう。

    ・窓ガラス

    風圧による窓ガラスの割れも怖いのですが、他の家から強風によって飛ばされた園庭道具や傘などの飛来物が窓ガラスに飛び込んでくる危険性があります。

  • 窓ガラスにヒビや隙間はないか?
  • シャッターは機能しているか?
  • カーテンやブラインドが付いているか?
  • 飛散防止フィルムはあるか?
  • あらゆる危険に備えることが大切です。

    3)家周りの調査はドローンがお勧め

    ドローン操縦

    屋根や外壁など家周りの点検は目視だけでは確認することが難しく、それらは専門家に任せるしかありません。従来の調査方法では、足場を組み、調査員がテストハンマーで壁面を打診する調査が主流でしたが、ドローンの登場により、時間とコストを抑えた調査が可能となりました。

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