2017年1月・2月 鳥取県を中心とした豪雪被害

2017年1月・2月 鳥取県を中心とした豪雪被害

豪雪地帯と聞くと、北海道や東北地方、他にもスキー場で天然雪で滑れる地域というイメージがあります。ですが昨今の地球温暖化の影響もあり、これまでは豪雪地帯と呼ばれなかった地域でも、雪による被害を受けている地域が増えています。

実際に2017年1月・2月と立て続けに、全国的に積雪の被害となりました。

特に鳥取県では、孤立集落が出来てしまったり、、車や列車が立ち往生するといった被害が出ました。

ニュースでも報じられ、列車が立ち往生して乗客は1日缶詰状態になりました。豪雪は建物にも大きな影響があり、住宅に関するトラブルも発生しました。

2017年1月・2月に鳥取県で豪雪被害に

2017年に入り、鳥取県では1月・2月と立て続けに豪雪被害に見舞われました。中国地方の日本海側や山間部、山陰地方は元々雪深く豪雪地帯の1つです。

ですが、2017年の積雪は、例年以上に雪が降り続き、中には32年ぶりに積雪記録を更新した地域もあります。鳥取市内では、2月10日~11日朝にかけて雪が降り続きました。

市内で60cmの積雪を記録し、1度雪は止みましたが、再び激しく降り積もりました。中国地方でも日本海側とはいえ、鳥取の市内地でここまでの積雪を観測することはとても珍しく、車や列車など交通の便に大きな影響を与えました。

Twitterでは自宅周辺の雪模様を披露する人達も

 

今回の豪雪で、TwitterなどのSNSを使い、自宅や職場周辺の雪模様を公開する人が多くいました。

写真では、2階建て住居の1階窓が全て積雪で覆われていたり、雪の重さに耐え切れなくなったカーポートなど様々あります。

普段は雄大な砂浜が美しい鳥取砂丘が、まるで違う場所かのように一面の雪景色となりました。写真で見るには美しい雪景色ですが、実際に豪雪被害にあうと大変です。雪がとけるのにも時間がかかりますし、雪下ろしや雪かきをしてもずっと降り続きますから、なかなかと終わりが見えない作業となります。

かといって、雪おろしを行わなければ、雪の重みに建物が耐えられなくなってしまうと倒壊に繋がるので難しい問題です。

雪の被害で火災保険はおりる?

雪による被害を「雪災」と呼びます。2~3cmの積雪であれば、見た目にもうっすらと雪化粧というイメージですが、2017年1月・2月に鳥取県で降ったような雪の量は、豪雪になります。

100cm以上の雪が数日間降り積もると考えると、建物が経年劣化していたり、状態によっては被害が出てしまいますね。

火災保険という名前ですが、雪災は、風災や雹災(ひょうさい)とセットになっています。

ですから、支払い条件を満たしていると、きちんと火災保険で補償してもらえます。

豪雪の被害を防ぐためにはメンテナンスも!

火災保険は、想定できたであろう被害については保険対象外となります。そして豪雪は、ある程度は予想が出来る災害です。

数時間おきに気象庁から発表される天気予報を見ると、何月何日・何時くらいから雪が降り始めるという予報が流れます。雪が降り始める前に、雪かきの準備をしたり、被害が大きくならないように融雪剤を購入したり対策はいろいろあります。

豪雪地帯と判っていたのに雪かきを怠ってしまったケースや、屋根や外壁の老朽化に気がついていたけれど修理せず、雪の重みで被害を受けてしまったケースでは、保険対象外になる事もありますから注意が必要です。

雪おろしでトラブル勃発?!

屋根に雪が積もり始めると、雪下ろしを行います。これは、雪の重みで建物が潰れてしまうのを防ぐためには欠かせない作業です。ですが、この雪下ろし。実はご近所トラブルの原因にもなっているんです。

というのも、隣家との境界が広い土地であれば、屋根に積もった雪をそのまま下ろしても問題ありません。これが隣家との境界が近いと、雪下ろし中の雪が隣家の建物へ着雪してしまったり、意図せず隣家の敷地へ下ろした雪が増えてしまったりとトラブルの原因になります。

実際にあった例ですが、近隣住宅が雪おろしを怠ったため、自宅が雪災被害に遭われたというケースがあります。この場合でも、相手側の火災保険が適応されることはありません。

隣家が「建物の構造上の問題を放置していた」など、よほどの過失がない限りは、隣家に賠償責任はないということです。

雪の被害は早めに修理を!

積雪が原因で建物に被害が出た時に、火災保険が適応されて修繕工事が行われたケースもたくさんあります。全国的に雪が積もりやすいシーズンは、12月~翌年3月頃まで。3月や4月上旬に降る雪を忘れ雪や名残雪と呼ぶ事もありますが、積雪被害が出やすいのは12月~翌年2月までが多い傾向にあります。

雪が解けはじめると、屋根や天井から水漏れなどの原因にもなります。

冬の季節は日照時間も短く、素人が目視で壊れた箇所を確認するのが難しいことも多いです。

建物の異常を感じた時には、ぜひすぐにでも専門業者に調査依頼をお願いすると良いですね。

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