台風9号千葉に上陸!トリプル台風の進路と災害への対策

台風9号千葉に上陸!トリプル台風の進路と災害への対策

夏から秋にかけては台風が頻発する台風シーズンとなりますが、なんと今年も台風9号・10号・11号のトリプル台風が発生しました。台風11号は温帯低気圧となり台風10号は南海で停滞している中、台風9号は千葉県に上陸して日本列島を縦断する見込みです。

2016年の台風は九州に接近せず北海道に直撃するなど珍しい動きが目立ちます。まずはトリプル台風の進路を見直してみましょう。

トリプル台風の進路(2016/08/22現在)

トリプル台風の進路(高知大学気象情報頁より)

画像引用:高知大学気象情報頁

実は2015年にもトリプル台風は発生していますが、ここまで相次いで台風が発生することは珍しいことです。消えた11号も含めてどのような動きをしたのか見ておきましょう。

※2015年のトリプル台風についてはこちら「迫る台風11号と台風12号に備えるために」をご覧ください。

台風9号(ミンドゥル)

伊豆諸島に接近した台風9号は22日昼に千葉県に上陸しました。中心気圧975hPa、最大風速35m/s、最大瞬間風速50m/sの強い勢力を持った台風9号は東日本に豪雨をもたらし、各地で河川の氾濫や土砂災害が懸念され避難指示が出ている地域もあります。また飛行機や特急列車の欠航・運休が相次ぐなど交通機関にも影響が出ています。

台風9号は関東に上陸した後も北上を続けて東日本を縦断すると見られており、23日まで激しい豪雨が続く見込みです。台風11号で被害を受けた北海道・東北は被害が拡大するおそれがあるため一層の注意が必要です。

台風10号(ライオンロック)

台風10号は8月15日にウェーク島近海で発生した低気圧でしたが、19日に八丈島付近で台風となりました。その後は九州の南で停滞を続けており、発達しながら西寄りに進む見込みです。

現時点で大きな被害は出ていませんが、日本近海で発生する台風としては非常に珍しい動きをしているのが特徴的です。九州に影響を与えることが予想されますので、今後の進路に注目しましょう。

台風11号(コンパス)

台風11号は北海道釧路市付近に上陸し、その後オホーツク海で温帯低気圧となりました。11号の上陸前より大雨が続いていた北海道は記録的豪雨により河川が氾濫し、列車の運休や住宅の浸水被害が相次ぎました。

今後も低気圧や台風9号の影響を受けて激しい豪雨に見舞われるおそれがあり土砂災害や洪水、落雷や突風などへ警戒が呼びかけられています。

今後起き得る被害と対策

畳みかけるような台風の連続発生で、日本は多くの災害リスクに囲まれています。このままだとどのような事態に陥るおそれがあるのか、ここで考えられる被害を挙げていきますので対策をとりましょう。

土砂災害・洪水などの大水害

土砂災害・洪水などの大水害

台風や低気圧がもたらす豪雨は水害をもたらします。雨で地盤が緩めば土砂災害の危険性が高まり、河川が氾濫すれば大洪水に見舞われます。昨年の台風で起きた鬼怒川決壊による茨城県水害のような事態が起きてしまえば一溜りもありません。

たかが雨と思わずに、いつ何があってもすぐに避難できる準備が必要です。山間部にお住まいの方は土砂災害に、河川の近隣にお住まいの方は洪水にお気を付けください。

水害への対策
  • 定期的にニュースや防災アプリをチェックし、避難指示の確認をする。
  • 貴重品や衛生用品、食料などを詰めた非常用持ち出し袋を事前に用意しておく。
  • 避難所へのルートを事前に調べて把握する。避難の際は山間部や河川を避ける。
  • 冠水して足元が見えない場合は杖や棒を使いマンホールや溝に気を付けて避難する。
  • もし避難指示が出なくとも危険だと感じたら自主避難を行う。

風災による家屋の破損

風災による家屋の破損

風圧や飛来物によって窓ガラスが割れたり、屋根が吹き飛ばされたりと建物自体が甚大な損害を受けることもあります。しかしどんなに家が不安でも天候の安定しない内は補修作業は行わないでください。作業中に怪我をするおそれがあるため、危険の少ない応急処置程度に留めましょう。

家屋の破損への対策
  • 窓ガラスは割れる危険があるので雨戸をしっかり閉めて近寄らないようにする。
  • 雨漏りが発生した場合はバケツやブルーシートで簡易的な応急処置を施す。
  • 鉢植えや自転車など飛ばされそうなものは事前に固定しておくか室内にいれておく。
  • 水災と同様にいつでも避難できる状態を整えてニュースの最新情報に耳を傾ける。
  • 台風が去った後は家の損害をチェックし、必要であれば火災保険の申請を行う。

台風シーズンはこれから!気を抜かずに防災しよう

台風が最も多く発生するのは8月~10月の大気が不安定な時期です。このトリプル台風をやり過ごしたとしても、今後も被害を受ける可能性があるため事前に心の準備をしましょう。「自分は大丈夫だろう」と思わずに一人一人が意識することが防災に繋がります。

また台風によって家屋が被害を受けた場合は火災保険の補償対象となります。保険が適用されたら破損した個所の修理費用を工面できるため、被災後は保険申請を忘れないようにしましょう。詳しく知りたい方は下記のリンク先をご覧ください。

台風の被害は火災保険で修理しましょう!

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