姫路城の屋根にも使われた漆喰とは?

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瓦の寿命は50~100年とも言われていて、他の屋根材と比較しても断トツの耐用年数を誇っています。しかし瓦自体の耐久性が高くても、瓦屋根に使用されている他の部分が、瓦同様の耐用年数を保てるものがないため定期的なメンテナンスは必要になってきます。今回は瓦の下に隠れて目立ちませんが、実は瓦の寿命にも大きく関わる漆喰(しっくい)に注目してみました。

日本の建築物に欠かせない漆喰とは

日本の建築物に欠かせない漆喰とは

漆喰とは消石灰や砂などを混ぜ合わせて作られたもので、古来より瓦の接着や充填、壁の上塗りなど多岐にわたり使用されています。

5年半をかけて行なわれた「平成の大修理」では補修された姫路城が「白すぎる」と話題になりましたが、瓦の継ぎ目や壁、大天守など至る所に新しく美しい漆喰が使用されたことが要因です。

漆喰は見た目の美しさだけでなく防水・防弾・防火効果があるとして姫路城の他にも多くのお城に使用されているほど有能な建材です。

瓦を葺く際に瓦と瓦の隙間を漆喰で埋めて固定することで、ズレたり落下したりするのを防ぐことができます。他にも漆喰は防水性と気密性を高める役割を持っているため、瓦屋根には必要不可欠な存在だと言えるでしょう。

漆喰の寿命

漆喰の寿命

主役の瓦を陰ながら支えている漆喰ですが、漆喰自身も年月が経てば劣化し本来持つ機能が十分に果たせなくなってしまいます。一般的に漆喰の寿命は約20年程度とされていますが、7~8年で剥がれ始めることが多いようです。以下のような症状が出始めたらメンテナンスを早急に行ないましょう。

  • 中の土が見える。
  • 中の土が出てくる。
  • 崩れている。
  • ヒビがある。

塗り替えや詰め直しなどの適切なメンテナンスを行なわないとさらに被害が拡大し、大がかかりな修繕工事が必要になります。修繕はダメージが軽微なうちに行なうことが鉄則です。

雨漏りの原因になることも!

雨漏りの原因になることも!

漆喰も風雨に晒されているため、自然災害のダメージを受けやすい箇所です。傷みをそのままにしていると、瓦が固定できなくなり、強風や地震などの自然災害が発生した時に瓦が破損したり落下したりする被害が出てしまいます。これでは瓦が持つ抜群の耐用年数が台無しになってしまいますね。

他にも瓦がズレたことで隙間から雨水が侵入して、漆喰自体の劣化を早めるとともに雨漏りを引き起こす可能性もあるのです。普段は漆喰まで目が届かないと思いますが、重要な箇所ですので屋根を点検する際は漆喰の破損も確認しましょう。

自然災害による被害は保険適用の可能性も!

自然災害による被害は保険適用の可能性も!

自然災害による建物の様々な被害を補償する火災保険ですが、経年劣化は補償の対象外です。屋根の中でも漆喰の傷みはほとんどの場合が経年劣化だと言われていて、保険が適用される可能性が低い箇所でもあります。しかし保険が適用される可能性はゼロではありません。

地震の揺れによって漆喰が崩れた被害は「地震保険」で、強風によって漆喰が剥がれた被害は「風災補償」が適用される場合もあります。実際に当サイトへお問い合わせいただき、保険が適用された事例もございます。

茨城県T様 雨樋・瓦・漆喰【36万円】

もし建物に異常を見つけられた際は当サイトまでご連絡ください。被害箇所に火災保険が適用されるかどうかを調査する業者を無料でご紹介しています。火災保険が適用される可能性がある場合は申請から工事まで一貫してお任せいただけます。

工事も下りた保険金内で行ないますのでお客様のご負担はありません。もし調査の結果、保険が適用されなくても出張費用や調査費用などは一切いただいておりませんのでご安心くださいませ。

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