シロアリ活動時期に突入!2大シロアリの生態とは?

シロアリ活動時期に突入!2大シロアリの生態とは?

日本国内には約20種類のシロアリが生息していると言われています。そのうち建物に大きな害を与えるシロアリは「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」で被害の98%以上がこの2種類のシロアリによるものです。これから暖かくなりシロアリの活動が活発になってきますので、被害が大きくなる前に、基礎知識としてぜひ参考にしてください。

主なシロアリの種類

主なシロアリの種類

以下に日本に生息している代表的な2種類のシロアリの特徴を挙げました。同じシロアリでも駆除の方法が異なるため、まずは家に発生したシロアリがどちらの種類なのかを把握することが重要です。

ヤマトシロアリ

ヤマトシロアリは水分がないと生きられないため、台所やお風呂場の床下などに発生しやすくなります。性格は臆病で少しでも刺激を与えられたらすぐに逃げ出します。しかしその性格ゆえに、駆除業者が到着した時には既に別の場所に移動していて駆除ができないというケースもあるのです。

  • 北海道の一部を除く日本全土に生息。
  • 4月~6月頃に発生。
  • 頭が長細く2頭身。
  • 1つの巣の個体数は2~3万匹。
  • 湿気の多い場所を好む。
  • 乾燥に弱い。
  • 活動範囲 5メートル程度。
  • 被害は小さい。

暑さに弱いため、夏の一番暑い時期は地中や涼しい場所に巣ごと移動しますが、いなくなったと思って安心しているとまた戻ってくる場合があるため、必ず消毒などの処置は行ないましょう。

イエシロアリ

イエシロアリは世界中のシロアリの中で最も加害が激しいと言われ「国際自然保護連合(IUCN)」により「世界の侵略的外来種ワースト100」に指定されているほどです。個体数が多いため食害のスピードが早く、被害が拡大しやすくなります。

  • 西日本・九州・四国地方に生息。
  • 6月~7月頃に発生。
  • 頭が卵型で3頭身。
  • 1つの巣の個体数が100万匹を超えることもある。
  • 被害規模が大きくなり、ひどい場合は地震発生時に建物が倒壊する危険性がある。
  • 寒さに弱い。
  • 活動範囲 100メートルに及ぶことも。

イエシロアリの恐ろしい特徴は「水分を体内に貯めて運ぶ能力」があることです。乾いた木材でも濡らしながら食害するため、建物全体に大きな被害が出る可能性があります。

予防消毒が効果的!

予防消毒が効果的!

シロアリ対策を何もしていなくても何十年も被害に遭わない家もありますし、新築から5年で被害に遭ったという家もあり、シロアリ被害に遭うか遭わないかは運が大きく左右すると専門家も言うほどです。しかし運任せというのは心もとないですよね。

まずはできる対策から始めましょう。新築の場合は5~6年のサイクルで予防消毒を行なうのが効果的です。シロアリが家に侵入する前に消毒をしていれば、高い確率でシロアリ被害を抑えることができます。

上記のような定期的な予防消毒が最も効果を発揮しますが、他にもシロアリの好物の水分を建物に侵入させないことも大切です。そのために瓦の破損や外壁のヒビなど雨水の侵入経路になる場所に異常がある時は、早急に修理を行ないましょう。

また、既にシロアリが発生している場合は建物に被害を受けている可能性があるため、できるだけ早く専門業者に駆除をご依頼ください。

シロアリ被害は補償対象外

シロアリ被害は補償対象外

火災保険は火災のほか強風や積雪など様々な災害で建物が受けた被害を補償する保険ですが、それは「急激」「偶然」「外来」の3つの要件を全て満たしてのことです。そのため、シロアリの被害にようなジワジワと進行した損害は補償の対象外になっています。

残念ながら自費での修理になりますが、シロアリの被害は柱や土台など建物を支えている主要構造部まで及ぶケースが多く、耐久性、耐震性に大きなダメージを与えてしまうため、放置せずに必ず修理を行ないましょう。

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