小さな地震でも発生する「津波地震」とは

小さな地震でも発生する「津波地震」とは

津波が発生する原因として、多くの場合地震が関係していることは皆さんご存知だと思います。そして一般的に大きな津波をもたらすような地震は強い揺れを伴うことも知られています。しかし小さな地震でも巨大な津波が発生することがあるのです。

特徴と発生原因

特徴と発生原因

津波地震」と聞くと揺れの激しい地震を想像する人が多いのではないでしょうか。実際は、地震の規模が小さい割に大きな津波を引き起こす特殊な地震のことを津波地震と呼ぶのです。海底の断層が通常よりゆっくりズレるため、地震の揺れは小さくても大きな津波が発生すると考えられています。しかし現在のところ津波地震の原因や発生頻度などは、まだ十分に解明されていません。

津波地震の大きな特徴は、断層がゆっくり動くことにより緩やかな地震が長く続くことです。そのため小さな地震でもゆっくり長時間に渡って揺れが続いた場合は、大きな津波が発生することもありますので十分に注意しましょう。

過去最大級の津波地震

過去最大級の津波地震

この津波地震によって日本史上最悪の津波被害がもたらされています。1896年に発生した明治三陸地震津波では、高さ38.2メートルの巨大津波が町を襲い約22,000名の方が亡くなられています。

どれだけ強い地震が起こったのか気になりますが、当時三陸の住民が感じた揺れは現在の震度で2~3程度で地震による直接的な被害はなかったと言われています。そのため住民は津波など気にも留めずに日常生活を送っていましたが、約30分後に巨大津波に急襲され多くの方が命を失うことになりました。

このようにほとんど揺れを感じないケースもあるため、避難しなければという意識が働かず被害が拡大するのも津波地震の特徴でしょう。

予測は困難!

予測は困難!

前述のとおり、津波地震についてはまだまだ解明されていないことがたくさんあるため、発生を予測することは現段階では困難です。

しかし「小さな地震が大きな津波をもたらすことがある」ことを知識として持っているだけでも、意識や行動が変わってくるのではないでしょうか。とくに沿岸部にお住まいの方は地震の大小に関わらず、地震が発生したらいち早く高台に避難するように心掛けることが大切です。

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