冬は火事が増加する!暖房器具に注意しよう

NO IMAGE

電気暖房器具による事故が2009年~2014年度の間で960件にまでのぼり、その内415件が火災であると製品評価技術基盤機構(NITE)が発表しました。事故は寒さの厳しい12~2月に集中しており、注意喚起が呼びかけられています。今年も12月に入り、急激な気温低下に暖房器具を出された方は多いでしょうが、冬の火災事故には十分な注意を払いましょう。

暖房器具の出火原因

暖房器具の出火原因

最近では電気暖房機器が普及してきましたが、それでも火事はなくなりません。事故の原因となった製品一覧は以下の通りで、ストーブやヒーターが圧倒的であることが分かります。

  • 電気ストーブ(オイルヒーター含む) 480件
  • 電気カーペット・マット 117件
  • 電気温風暖房機 98件
  • 電気こたつ 38件
  • 電気毛布 37件

出火原因としては「電気ストーブに衣類が接触した」「暖房器具を長時間使用し、加熱に耐え切れず出火した」「電気コードが何らかの理由で異常発熱した」などが挙げられます。

火災事故は起こらないように日頃から十分気をつけるべきですが、思わぬうっかり事故や近隣からの貰い火で類焼することもあるでしょう。そんなときは火災保険が頼りになりますが、出火原因によっては補償が受けられないケースも存在するので覚えておきましょう。

火災保険はどこまで適用される?

火災保険は様々な災害を補償内容として選択することが出来ますが、もちろん基本補償には火災が含まれています。マイホーム・賃貸住宅に関わらず多くの人が加入されていると思いますので、有事の際に備えて保険が適用されるケースについて知っておくことをおすすめします。

基本的に火災保険は故意または重大な過失でなければ保険が適用されます。重大な過失とは「放っておけば火事が起きるであろう状態を見過ごした状態」とされており、故意に限りなく近い状態とも言われています。ですので衣類への引火や加熱に伴う出火、更にはうっかりストーブを倒してしまった程度の過失であれば補償を受けることが可能です。では逆にどういったケースだと保険の対象外となるのでしょうか。

石油ストーブとガソリン

石油ストーブとガソリン

可燃性が高いガソリンは取扱いを間違えれば重大な過失とみなされる可能性があります。例としては誤って石油ストーブに給油したり、ガソリンの蓋を空けてストーブの近くに放置した場合などが挙げられます。電気暖房器具であればそこまで危険視することはないかもしれませんが、石油ストーブを使用されている方は扱いに十分に気を付けましょう。

暖房器具の消し忘れ

暖房器具の消し忘れ

冬の夜は冷え込みますからつい暖房器具を消し忘れて眠ってしまう人も多いです。それでは寝てる間に暖房器具から出火した場合は重大の過失とみなされるのか。実はこの問題は判断が難しく、事故時の細かい状況によって結果が変わってきます。保険会社によっても判断が異なるため一概には言えませんが、単なる消し忘れであれば補償を受けられる可能性は十分にあると言えます。

※コンロの消し忘れなどであれば重大な過失と見なされる可能性が高いです。

放火・類焼被害も補償される!

冬の火災が多い理由の中に、冬場は放火が増加するというデータがあります。年始年末で家人が留守にすることが多いのも関係しているのでしょう。しかし火災保険では第三者による放火であれば保険はきちんと適用されます。類焼被害を受けた際もご自宅にしっかり保険をかけておけば補償を受けられるため、家を留守にするときも安心です。

冬場は空気が乾燥しているため消火活動に時間がかかり、被害が大きくなりがちです。万が一のときのために火災保険の加入・契約更新は忘れないようにしておきましょう。

最新コンテンツカテゴリの最新記事