保険料過払いに注意!建物の構造は要チェック

保険料過払いに注意!建物の構造は要チェック

保険料過払いに注意!建物の構造は要チェック

加入者の生活を守る損害保険は重要ですが、保険料は安いに越したことはありません。住宅にかける火災保険は建物の構造で保険料が大きく関わることをご存知でしょうか。誤った保険契約を交わしていた場合、本来の保険料より多くのお金を支払っている可能性も有り得ます。そこで今回は保険料に関わってくる建物の種類について説明いたします。

保険料は建物の構造で変わる

火災保険料は一律ではなく、ご契約内容や立地条件次第で大きく変動します。例えば「災害による損害をフルカバーする補償内容」や「過去に何度も災害が起きている地域」など保険会社が保険金を支払う可能性が高い条件であれば当然保険料が高くなるということ。その中でも建物の構造は最も保険料に作用します。

建物の構造は「構造級別」で決まる

建物の構造は「構造級別」で決まる

建物の種類は基本的にこの三種類の「構造級別」に分けられます。最も保険料が安いM構造(マンション構造)は鉄筋コンクリートのマンションなどを指し、最も保険料が高いH構造(非耐火構造)は一般的な木造住宅が含まれます。火災事故において燃えやすい木造住宅に比べると、当然コンクリートや鋼鉄造の住宅のほうが燃えるリスクが低く保険料も安くなるということ。この二つの構造では、同じ契約内容でも保険料に4倍ほど差が出るケースもあります

更に注目して頂きたいのはT構造(耐火構造)とH構造の違いです。T構造にはコンクリートや鉄筋造の一戸建てが該当しますが、外観を見ただけではT構造であるかH構造であるかというのは判別が難しくH構造と間違えて契約されるケースが非常に多いのです。そうなる保険料が変動してしまうため、過去にはある住宅をめぐって大きな過払い問題となりました。

戸建ての保険料過払いに注意しよう

過払いとは本来支払うべき保険料より多くの金額を支払ってしまうことです。保険業界でも何かと多い問題で、2006年に「保険料過徴収問題」として話題になりました。これ以降は判定が見直されトラブルは減っていますが、原因となったのはツーバイフォー住宅(2×4住宅)の判定の誤りと言われています。

ツーバイフォー住宅はT構造(耐火構造)

2×4住宅はT構造(耐火構造)

ツーバイフォー住宅とは優れた耐火性を持つ建物で、ほとんどのものが「省令準耐火建物」の基準を満たしています。このことから火災保険ではT構造(耐火構造)と見なされることが一般的なのですが、判定が複雑であったためか多くの住宅がH構造として契約されていました。このためT構造割引が適用されず大勢の加入者が高い保険料を支払っていたという問題に発展したのです。

保険契約のトラブルは保険会社の鑑定人や代理店が気をつけるべきですが、加入者側も最低限の知識を持っていることで未然に防ぐことが可能です。「保険料が高い…」という方は一度ご契約内容を確認してみましょう。

火災保険は契約次第で安くなる

火災保険には「オール電化住宅割引」や「新築物件割引」など保険料を安くする様々な割引が用意されています。住宅の状態や補償内容を見直すことで安い保険料で手厚い補償を受けることが可能です。保険契約は煩雑であるため「契約してそのまま」という方が非常に多いのが現状ですが、保険料が軽減されれば家計にもプラスとなるため今一度見直しされることをおすすめします。

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