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火災保険の知識

【火災保険の申請】知っておきたい手続きのコツを徹底解説!

いざとなったとき、「火災保険の申請はどうしたらいい?」とまずは考えるでしょう。加入しているだけで安心しきっていて、申請後の流れがよく理解できていない人は少なくないでしょう。まずは電話したらいいと考えている方は、もう少し理解を深めて、より効率よく補償を受けてみましょう。今回は、火災保険の申請について詳しく説明いたします。

この記事でわかること

この記事でわかることは、火災保険の申請についてです。

申請するにあたってのコツや注意点も併せて紹介しています。

【基本】火災保険の申請方法

では、火災保険の申請方法について解説いたします。万が一のとき、必要な書類や保険金請求の流れを把握しておけば、スムーズに手続きが完了するでしょう。一つずつ解説いたします。

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保険金請求で必要な書類

保険金の請求で必要な書類は以下の通り。

 

1.保険金請求書

2.修理の見積書

3.損害を証明する写真

 

基本は上記3点を添付して保険会社へ返送。1の保険金請求書は、保険会社に報告後に郵送で届いた後に記入します。2の修理の見積書は、修繕業者に依頼しましょう。3に関して、損害部分の写真が証明として必要となるケースもあるため、準備しておいてください。

 

なお、損害の状況や種類によって必要な書類も変わります。上記3点の他に求められる可能性のある書類は以下の通り。

 

・罹災証明書

・印鑑証明書

・損害明細書

・住民票

・建物登記簿謄本

・保険金直接支払指示書

 

以前までは1000万円以上の損害となれば、印鑑証明書と罹災証明書を要していましたが、2021年6月現在では必須としないケースも増えています。ただし、今でも必須とする保険会社もあるため、申請前に確認しておきましょう。

 

保険金請求の流れ

保険金請求の流れは以下の通り。

 

①確認・連絡

 

損害があれば速やかに保険会社、または代理店に連絡しましょう。連絡先の電話番号は手持ちの保険証券や契約のしおりに記載されてます。

 

電話先で伝えること

  • 契約者の名前(本人でない場合は自分の名前と契約者との関係)
  • 証券番号
  • 損害があった日時
  • 損害の状況、原因
  • 損害の度合い
  • 連絡のつきやすい連絡先 等

 

②保険会社、または代理店からの案内

 

加入している保険の内容を確認し、補償内容のすり合わせを行います。今後の対応、進め方について詳しく説明を受けます。このとき、不明点や不安に感じることがあれば質問しておくといいでしょう。電話説明が終了した後に、数日以内に保険金請求で必要な書類が送付されます。

 

③必要書類の準備、返送

上記にて説明済み

 

④保険金の支払い

入金後は、契約通りの金額が入金されているか確認しましょう。

 

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火災保険を申請するコツ3点

火災保険を申請する際に、損しないため・円滑に手続きを進めるためのコツは以下の3点。

 

  1. 正確な情報だけ伝える
  2. 火災保険の申請はプロに相談
  3. 修理・修繕は優良企業に依頼

 

それぞれ詳しく説明いたします。

 

1.正確な情報を伝える

保険会社には正確な情報を伝えることを心掛けましょう。曖昧な情報や表現、憶測で伝えてしまうと、トラブルの元となってしまいます。スムーズに保険金を受け取るためには、正しい情報を伝えることが大切です。

 

損害があった日時、損害の状況、原因、度合いを正確にスムーズに伝えられるよう、事前によく確認しておきましょう。

 

2.火災保険の申請はプロに相談

火災保険の申請は、プロに相談するのもおすすめです。火災保険のプロとは、保険代理店や調査会社を指します。

 

保険代理店では、事故受付として保険会社との間に入って手続きをしてくれます。しかし、代理店も様々な分野があり、得意な分野もそれぞれです。火災保険は長期の補償であるため、代理店の方とは長いお付き合いになります。代理店の得意分野を見極め、お客さんに寄り添ってくれそうなところを選びましょう。

 

そして、調査会社では、所有者の気付いていない損害を見逃さないように建物全体をチェックしてくれます。

 

火災保険のプロに頼むメリットは、やはり確実・正確・迅速に行ってもらえるという点でしょう。万が一の自体は早々あるものではありません。不慣れなことは誰でも時間がかかってしまいます。損害にあったときは、なるべく早く対処したいという気持ちに応えてくれるでしょう。

 

3.修理・修繕は優良企業に依頼

修理・修繕の依頼は、地元で評判のいい企業を探してください。とはいえ、数ある企業から探すのは困難です。口コミ・評価・リアルな評判など集められる情報から優良企業をできるだけ絞ってみてください。

 

なお、見積もり比較サイトなどの活用もおすすめです。予算内で修繕を行いたい場合は手っ取り早くリサーチできます。絞り込めたら電話連絡し、確認をしてから申し込みましょう。また、購入した家のメーカーでも対応は可能です。しかし、予算は割高になりがちなため、慎重に依頼する企業を決めましょう。

 

 

火災保険の保険金申請には期限がある

火災保険の保険金申請には3年以内という期限が設けられています。本来、損害を確認したらその時点で速やかに連絡するのがベストです。最長でも3年以内には申請を行いましょう。

 

申請・請求が完了した後、原則30日以内には支払われます。ただし、例外があった場合は30日以上かかってしまうケースもあるため、注意が必要です。

 

火災保険の保険金申請が通らないケース

火災保険の保険金の申請が承認されず、保険金がおりないこともあります。保険金の申請が通らない理由は以下の通り。

 

  1. 故意や重大な過失によって発生した損害
  2. 戦争や内乱、武力行使に類似した暴動によって受けた損害
  3. 核燃料物質や放射性・爆発性などの有害な特性による事故
  4. 自然消耗や劣化により、保険対象の建物に欠陥があった場合
  5. 落書きなどの外観上の破損・汚損
  6. 雨やひょうなどの吹き込みや漏入による損害

 

など、状況によっては通らないこともあるため、よく確認しておきましょう。

 

 

【詐欺に注意】火災保険の申請の違法行為

前述で火災保険はプロに相談するのもおすすめと説明しましたが、依頼する相手の呼び方に気を付けてください。なぜなら、「代行」や「保険会社と交渉」など堂々と提言している会社は、非弁行為に該当し、違法行為となります。そのため、“代行および代理での交渉をします”と謳う業者には要注意です。

 

もし、どうしてもプロに任せたいというのであれば、サポート業者を選びましょう。サポート業者はあくまでもサポート。契約者のサポートは違法ではなく、むしろ契約者にとってはメリットが多いので利用してみるのもひとつの手段として考えてみましょう。

 

火災保険の申請は意味のあるものに

マンションと電卓

火災保険の補償内容の選び方によって、万が一の場合に機能するかしないかが分かれます。正しく機能していない場合、損害後に納得のいく補償を得られず、自己負担が増えてしまい必要以上のお金を支払わなければならない恐れがあるので気を付けましょう。

 

なお、火災保険の加入申請は以下のことを意識してみてください。

 

  1. 住まいのリスクを整理する
  2. 予算を設定し、複数社で見積もる

 

それぞれ詳しく解説します。

 

1.住まいのリスクを整理する

お住まいの地域の特徴や建物の構造、ライフスタイルからリスクを想像して整理してみてください。例えば、雪が深い地域なら、風災・ひょう災・雪災を選択するのは必然でしょう。水ぬれで苦い経験をしたことがある人なら水ぬれを選択したり、子供がいる家庭なら破損汚損を選択するなど、「きっと大丈夫」という気持ちは捨てて考えてみましょう。それが住まいのリスクを整理するということになります。

 

なお、加入した補償内容を忘れて、申請せず自費で支払ってしまわないように気を付けましょう。補償してもらえるかどうか悩んだ時は、サポート業者の方や保険会社に直接聞くのが一番です。

 

2.予算を設定し、複数社で見積もる

住まいのリスクを整理したら、必要な補償内容や予算を設定し、複数社で見積もりを依頼してみましょう。ある程度の予算と補償内容はしっかり決めたうえで、見積もりを依頼するのがおすすめです。保険会社のHP・見積もり比較サイトなどの診断もできますが、直接保険会社に見積もりを依頼するのが望ましいでしょう。

 

納得のいく補償内容で、万が一の場合はスムーズに申請できるように、契約前から補償内容をしっかり把握しておくことが重要です。

まとめ

今回は、火災保険の申請について詳しく紹介しました。要点をまとめると以下の通り。

 

・火災保険の申請の流れ
・火災保険の申請はプロに任せるのもおすすめ
・だたし、騙されないように気を付ける
・保険金の申請には3年という期限がある
・火災保険の申請は意味のある商品選びが重要

 

正しい知識を身につけ、火災保険の申請をスムーズに行いましょう。

執筆者

山下 香

夫と子供と祖母の4人家族。8年前にマイホームを購入し、あいおいニッセイ同和損保の火災保険に一括払いで加入しました。我が家は家の庭でBBQをするのが好きで、年に数回楽しんでいます。

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